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  「詩」 Poems

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  「星達の歌」 「水平線の彼方に...2」 「夢」 「あまやどり」

降りだした、突然の雨に
すずめが一羽、雨やどり
小さな小さな軒下で
いつまで雨が降るのかと
かわいい頭をかしげます。

パシャパシャと、水音たてて
子供たちも、雨やどり
小さな小さな軒下で
いつもは仲の悪い子も
身を寄せあって雨やどり。

なかなかと、やまない雨に
子猫のミーヤも、雨やどり
小さな小さな軒下で
かわいいあの子の腕の中
あまえた声で、ないてます。

日がさして、降りやんだ雨に
やっと終わった雨やどり
小さな小さな軒下の
ひとときだけの同居人
いそいでおうちに帰ります。

雲間から、お日様出てきて
誰もいない、雨やどり
小さな小さな軒下は
寂しくなった軒の下
雨が降るのを待ってます。