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Miku-nical「みくにかる」
ー宇宙館ーつかさの星の部屋
　
「わし座」 Aquila(Aql)
20時南中：
 9月10日 57度

星座としての「わし座」は形もわかりにくいですが、「夏の大三角」や「七夕の星」としては有名です。
夏の星野写真の定番の一つではないでしょうか。


夏の代表的な星座の一つで、この星座の一等星「アルタイル」と「はくちょう座」の一等星「デネブ」、「こと座」の一等星「ベガ」で作る「夏の大三角」は真夏の天頂付近に輝きます。

一等星「アルタイル」には「飛ぶわし」という意味があり、「こと座」の「ベガ」の「落ちるわし」と対になっています。
日本などでも同じようにこの二つの星を、「七夕の星」として、「牽牛星(アルタイル)」と「織女星(ベガ)」として対に見ているのは興味深い所です。

わし座
α星「アルタイル」
β星「アルシャイン」
γ星「タラゼド」
ζ星「デネブ」

この「わし」はギリシアの主神「ゼウス」の化けた姿、または「ゼウス」の使いだと言われています。

「ガニメデス(みずがめ座のモデルになっています)」は、人間の中でも最も美しいと言われていた美少年でした。その姿を見た「ゼウス」は彼をいたく気に入り、イーダ山で羊の番をしている「ガニメデス」を「わし」の姿に化けてオリンポスへとさらっていったのでした。
オリンポスに連れ去られた「ガニメデス」は、その後神々の宴席で、神酒ネクタルをくむ役目をはたしているという事です。

更新日 1999/06/30 最新更新日:2009年09月23日

 

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