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Miku-nical「みくにかる」
ー宇宙館ーつかさの星の部屋
　
「てんびん座」 Libra(Lib)
20時南中：
 7月6日 41度

黄道12宮の一つとして名前は結構有名ですが、近くに「さそり座」は「いて座」といった夏の代表的な星座があるため、なかなか目がいかない星座です。


「さそり座」の頭の先にある星座で、黄道12宮の一つです。
古くギリシア時代には、「さそり座」のはさみの部分でしたが、ローマ時代に独立した星座となっています。

てんびん座
α星「ズベン・エルゲニブ」
β星「ズベン・エルシュマリ」
γ星「ズベン・エルアクラブ」
δ星「ズベン・エルアクリビ」
η星「ズベン・ハクラビ」

この天秤は、正義の女神「アストレア」の持つ人間の罪をはかるための天秤だといわれています。
「アストレア」はまた、「おとめ座」のモデルとも言われています。

かつて、世界が「黄金時代」にあった時には、無邪気と幸福の時代でした。１年中が春のようで、真理と正義が隅々まで行き渡り、大地は人間に必要なものを必要なだけ産み出し、与えていました。
次の「銀の時代」になると四季が産まれました。暑さ寒さをしのぐために、人は家を作り、自ら食べ物を作らなければならなくなりました。
「銅の時代」、「真鍮の時代」と続くと、人々は強いものが弱いものを虐げるようになってしまいました。これには神々もあいそをつかし、一人二人と、天界へと引き上げていってしまいました。
そして、「鉄の時代」となると、暴力が支配する時代となり、互いに争うようになってしまいました。そうなると、最後まで残っていた女神「アストレア」もまた地上から去ったのでした。

更新日 1999/06/30

 

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