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Miku-nical「みくにかる」
ー宇宙館ーつかさの星の部屋
　
「おうし座」 Taurus(Tau)
20時南中：
 1月24日 73度

「プレアデス星団」をはじめとして、見所の多い星座です。 「アルデバラン」付近にも「ヒアデス星団」がありますし、牡牛の角の先端近くにある「M1(かに星雲)」なども楽しめます。


冬の代表的な星座の一つで、「おひつじ座」の次、黄道十二宮の2番目になります。

ちょうど東に輝き棍棒をふりかざしている「オリオン」に向かい角をかざすような姿で描かれます。

おうしの目の部分に赤く輝く一等星「アルデバラン」付近の「V」字型と肩の部分に輝く「M45(プレアデス星団,すばる)」が目印です。

何といっても目立つのは、散開星団「M45」です。「プレアデス星団」の名を持つこの星団は、肉眼でも6個程度の星が集まっているのを見る事が出来ますし、双眼鏡を向けるともっと多くの星が寄り添っているのを見る事ができます。日本でも「すばる」の名で親しまれ、古くは清少納言の枕草子にも登場しています。

おうし座
α星「アルデバラン」
β星「エルナト」
η星「アルキオーネ」


(線なし)

この「おうし」もまた、大神「ゼウス」の化けた姿だといわれています。

いつものように(?)、フェニキアの王女「エウロパ」を見初めた「ゼウス」は、王女の警戒を解くために白い牡牛に化けて姿を現します。最初は警戒していた「エウロパ」でしたが、おとなしい牡牛に気を許してしまい、その背に乗ってしまいました。
途端に、牡牛は駆け出し、やがてクレタ島にたどりつきました。
途中、「ゼウス」は「エウロパ」に自分が牡牛に化けていた事をあかし、二人の間には「ミノス」「ラダマンテュス」「サルペドン」の三人の息子が生まれています。いずれも、偉大な王となりましたが、中でも「ミノス」はクレタを繁栄させた王として有名です。

更新日 2016/06/19

 

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