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Miku-nical「みくにかる」
ー宇宙館ーつかさの星の部屋
　
「ろくぶんぎ座」 Sextans(Sex)
20時南中：
 4月20日 55度

「しし座」の「レグルス」とへび座の間にある小さな星座です。 明るい星もなく、特徴的な星の並びもないので、かなり見つけにくい星座だと思います。 正直なところ、意識してこの星座を見た覚えがない位です。


「しし座」の下(南)側にある星座で、「からす座」や「コップ座」と同様、「うみへび座」の背中にのっています。

六分儀というと聞き慣れない道具ですが、天体観測用に用いていた道具の一つです。

一番明るい星でも4.5等星でその他の星は5等星以下ですのでちょっと街中で見つけるのは難しいのではないでしょうか。
また、星の並びをたどって六分儀の姿を形どるのも困難です。

ろくぶんぎ座

この「六分儀」の持ち主ははっきりとしています。
この星座を設定したのはポーランドの天文学者「ヘベリウス」で、1679年に自宅が火事になるという不幸に見舞われ、その時に長年愛用していた「六分儀」を始めとして、大切な道具やデータを焼失してしまいました。
この事を嘆いた「ヘベリウス」は、愛用していた「六分儀」をこの場所に星座として設定したのです。

更新日 1999/06/30

 

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