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Miku-nical「みくにかる」
ー宇宙館ーつかさの星の部屋
　
「いて座」 Sagittarius(Sgr)
20時南中：
 9月2日 30度

黄道12宮の一つでもあり、夏の代表的な星座の一つです。 銀河中心方向がこちらにあるため、この周囲の天の川も大変きれいです。 夏の夜空で、必ずカメラを向ける被写体の一つです。


夏の代表的な星座の一つで、黄道12宮の一つでもあります。

「さそり座」の東側、特に真ん中にあるひしゃくの形に並んだ六つの星は、「おおぐま座」の北斗七星に対して南斗六星と呼ばれています。この南斗六星が、星座を探す時の目印になります。

矢をつがえたケンタウルス族の賢者ケイローンが「さそり座」に向かって威嚇している姿で星座絵などには描かれます。

この星座の方向に、銀河系の中心があるため、天の川の輝きも最も強く、多くの星々の姿を見る事ができます。

南斗六星の柄の部分には肉眼でも見える、干潟星雲Ｍ8や、三裂星雲Ｍ20など、双眼鏡や望遠鏡で見ごたえのある星雲も数多く見る事ができます。

いて座
α星「ルクバト」
β星「アルカブ」
γ星「ナシュ」
δ星「カウス・メディウス」
ε星「カウス・アウストラリス」
ζ星「アスケラ」
η星「マルカブ」
λ星「カウス・ボレアリス」

この「いて座」のモデルになっているのは、ケンタウルス族の賢者ケイローンです。

ケンタウルス族は上半身が人、下半身が馬という半人半馬の姿をしており、多くのケンタウルス族は乱暴者というイメージがありますが、このケイローンは賢者として数多くの英雄達の師となっています。
その中には、ヘラクレスやアキレス、イアソンといったギリシア神話の英雄達もおり、またアスクレピオスに医術を教えています。

更新日 1999/07/10

 

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