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神武天皇以後の8代の天皇記が続きますが、
神武天皇を含めてこれらの天皇は実在しなかったというのが、
現在の通説となっているようです。

御真津日子訶恵志泥命は、大和の葛城のわき上の宮から天下を治めました。
この天皇が、尾張の連の祖先の奥津余曾(おきつよそ)の妹余曾多本毘売命(よそたほびめ)と結婚して産まれたのが、天押帯日子命(あめおしたらしひこのみこと)と大倭帯日子国押人命(おおやまとたらしひこくにおしひとのみこと)の二人です。
この大倭帯日子国押人命が天下を治める事となります。
兄の、天押帯日子命は春日の臣、大宅の臣、栗田の臣、小野の臣、柿本の臣、壱比韋の臣、大坂の臣、阿那の臣、多紀の臣、羽栗の臣、知多の臣、牟耶の臣、都怒山の臣、伊勢の飯高の君、近つ淡海の国の造の祖先です。
天皇は享年93歳、稜はわき上の博多山の上にあります。